「Meet the Japan Wine in Osaka produced by ワインショップFUJIMARU」へ。会場は京セラドーム大阪9階スカイホール。今日明日の二日間のうち、一般向けが本日。かなり混み合うのかしらと覚悟を決めて出かけて行きましたが、参加人数をほどよい加減に収めてくださっているのか、賑わいはありながらも、さほどでもなく、あちこちのブースでお話をお聞きしながら試飲を楽しみました。お訪ねしたことがある懐かしいワイナリー、ときどき購入してますというところもあれば、お名前だけはというワイナリーも。そして初めて知った生産者さんもいらっしゃって。出品ワイン数は300本とのこと。さすがに全部は無理(笑)ほどほどに楽しんで、すっかりお腹が空いてしまった私たちはFUJIMARUさんの心斎橋のお店に急遽席を取り、移動。お店のスタッフは「明日、行きます」とおっしゃっていた。業務用向けの明日はどんな塩梅なんでしょう。あちこちで気軽に美味しい日本ワインも飲めたらうれし。お店のみなさぁーん、ぜひますますのお取り扱いを。
「酒」カテゴリーアーカイブ
山梨ワイン強化月間(2024.05.19 Sun.)
最近日本ワインは長野をはじめ他県ばかりを飲んでいる。いかん、いかん、故郷のワインを飲むのだっと4月に「山梨ワイン強化月間」と題して、久しぶりに甲州ばかりを買い求めた。甲州よりデラウェアとおっしゃる方もいるようですが、私は甲州。甲州が一番好き。子供の頃によく口にしていたブドウですが、食べるブドウとしては今ひとつ中途半端だと食べるたび感じていた。
時は過ぎ、美味しい甲州種のワインに出会ったとき、そうか甲州はワインになるべきブドウだったのだ! と合点した。私が子供のときに抱いた違和感といえば大袈裟ですが、感想は間違っていなかったのだ!! と大いに溜飲が下がったのである(笑)
そして強化月間を設けたら思いもよらぬ幸運も舞い込む。私たちのワインの先生であるSちゃんから、ドメーヌポンコツ、そしてドメーヌオヤマダと相次いでワインが届いたのである。故郷のワインの女神が「よしよし」とご褒美をくださったに違いない。強化月間を過ぎても山梨ワインを買い続ける私であった(笑)
この春定番になった山梨ワイン:
・Nomujan 甲州 carnaval 2023 Vineyards Kikushima
・ソレイユ 甲州 2023 旭日洋酒
・スパークリング 甲州 2021 ルミエール
・甲州シュールリー 2022 ルミエール
・HACHI 2023 よひち農圃
オヤマダさんにはその昔、ここにも記しましたが、手にいっぱいのノビルをいただきました。なぜか(笑)
“Divertimento”(2023.05.14 Sun.)
京都へ居を移すと決まったとき、イタリア好きが縁で知り合った友人からマグナムのワインを贈られた。それからずっと我が家のセラーで静かに休ませていた。もう少しで丸々12年。いつかその贈り主、そして他のイタリア好きの友人たちとこのワインを楽しもうと心に決めて。そして今日、その思いが実現した。贈り主の不在を除いては。諸事情により都合がつかず上洛できなかった贈り主。この点だけは大いに残念であったけれど、関東から駆けつけてくれた友人たちと、贈られたマグナムを共に楽しむことができた。贈り主の思いを共有しながら。
贈られたとき「補助品種ばかりで作られたユニークなワイン」と説明された記憶がある。造り手の掌がボトルを優しく、しかし力強く包んでいる印象的なデザイン。香りもよく、丸みを帯びた豊かなテイスト、しかし未だ若々しい酸もあり。とても美味しかった。「その名の通りの時間」を、作り出してくれた。このワインをはなむけに選んでくれた友人のセンスに改めて感じ入る。別の機会に、またご一緒しましょう!
DIEVOLE DIVERTIMENTO MAGNUM 2004 TOSCANA IGT
Vitigno:Colorino, Canaiolo, Ciliegiolo e Mammolo
“Un vignaiolo di Dievole ha lasciato l’impronta dorata delle sue mani su questa bottiglia, unica come una stretta di mano contadina, calda, ruvida, avvolgente.”
ワイン勉強会(2023.03.05 Sun.)
久方ぶりに参加。この勉強会は、ワインをただ飲むだけじゃなくて勉強しよう。ライセンスを持っているSちゃんというお友達もいるのだから、とお食事に行ったりホームパーティをしたりしていた友人たちと拙宅を会場として始めた会。初回は2002年12月9日「第一階イタリア銘醸ワイン勉強会」と題して、まずイタリアワインの概略を学びテイスティングはSOAVE(ソアヴェ)だった。当初はイタリアだけのつもりだったけれど、初めてみればフランスをやらない訳には行かないのじゃないの!? ということになり、その後オーストラリア、ニュージーランド、スペインと続いた。途中「神の雫ごっこ」(笑)もあり。私たちが京都へ越してから、別メンバーの家に場所を移して勉強会は続き、今回私たちが参加した会は南アフリカの最終回(第8回)だった。こんなに長く継続して続いているのも先生役のSちゃんの力によるところが大。拙宅で行われた最終回の当時の日記を一部抜粋。
“毎回素晴らしいワインと資料を揃えてくれた先生役のSちゃんには心から感謝です。Sちゃんのようには覚えられないけれど、それでも引き出しにたくさんの知識が仕舞われた。何より数多くの素晴らしいワインに勉強会を通じて出合えた。そして勉強会に続く食事会も毎回まことに愉快でした。美味しいワインと食事はこんなにも私たちを幸せにしてくれる。生産者に感謝、大地に感謝、天に感謝です! これからは場所をMちゃんのお家に移して不定期で開催予定。上手く予定を合わせて参加したいものです。”
勉強会の合間合間にはお誕生会や新年会もあり、本当に贅沢な時間を過ごしていたとあらためてしみじみ思う。以前は一本一本しっかりテイスティングをして表に書き込み、その後持ち寄り料理でワインを楽しむ、というスタイルでしたが、最近は最初からワインを楽しむことを主眼にしているそう。でも資料は以前同様しっかり作成してくれてさすがSちゃんです。友人たちの持ち寄りお料理も相変わらず美味しくて、あっという間に時間が過ぎる。皆さま、これからもどうぞよろしくお願いします! 次回は今回欠席のアナザーMちゃんの元気なお顔も見られますように!!
【第8回南アフリカワイン勉強会ワインリスト】
1. Clement de Lure Brut (Rose) N.V. Stellenrust Stellenbosch
主要品種:カベルネフラン44%、シャルドネ12%、シュナンブラン44% アルコール:12.0%未満
2. Reserve Chenin Blanc 2017 DeMorgenzon Stellenbosch Tim Atkin95点 WA93点
畑:樹齢46年のシュナンブラン。標高250-300m、花崗岩が風化した真砂岩土壌
3.Ou Steen Chenin Blanc 2016 Longridge
「オースティン」とは、アフリカーンス語で「古いシュナンブラン」を意味する。
4.Pinotage 2009 Kanonkop WS93点
品種:ピノタージュ*
5.Heaven on Earth Natural Sweet N.V. Stellar 2017プラッターズワインガイド5星
原産地:南アフリカ/オリファンツリバー、タイプ:白/極甘口
主要品種:マスカット・オブ・アレキサンドリア 100%、アルコール度数:10%
(以上Sちゃん作成資料より抜粋)
*ピノ・ノワールとサンソーを人工交配種して生まれた黒ブドウ
泡@美ヶ原温泉(2023.02.26 Sun.)
今回も女将にお勧めのワインをお願いする。一気に春めいてきた今宵は泡の気分。何か泡をとお願いした私たちにご提示いただいたのは、小布施ワイナリーさんのシャンパーニュ方式のロゼ。このロゼが、とても素晴らしく、そしてお料理にも抜群に合い、なんとも幸せな気持ちになる。今宵のお料理は小さな春が散りばめられたもの。特にフキノトウを使ったクロケットに感動。半分に切った瞬間にふわっと春が飛び出して来て、鼻腔をくすぐり、その後に口に含んだ、滑らかで丸く心地よい酸を持った泡との相性もよく!
前回のシャルドネも良かったですし、今回の泡も本当にすばらしく。このように素晴らしいワインを作る方、それを届けてくださる方、ワインに合う美味しいお料理と場を提供してくださる方、等々。皆様に感謝をした夜。そして温泉も。ありがとー!!