初スッポン(2025.02.26 Wed.)

深草にて。目の前での“解体”はご遠慮申し上げた(笑)あれもこれも、ありがたく美味しく頂戴した。明日の我が肌が楽しみである。聞きしに勝るコスパのよいお店。昔の街道筋に建ち風情もたんまり。年に一度、寒い季節の恒例にしたいものである。

これまで一度も口にしたたことがないと申し上げた私に、塾生仲間のSさんが「へぇそうなの。それでよく無事に今日まで生きて来られたね」と宣う。本日めでたくスッポンを食しこれまで以上に元気溌剌、がんばってまいります(笑)

牡蠣祭り(2025.02.22 Sat.)

今年もやってまいりました。年に一度のお楽しみ。殻付き牡蠣を取り寄せての「牡蠣祭り」開催。注文先はいつものところ。注文品はこれまたいつもの「桃こまち」(答志島桃取産)Sサイズ。その名の通りぷくっと愛らしく、山々の栄養が流れ込んだ伊勢湾の豊かさをぎゅぎゅっと内包した美味なるもの。殻ごとレンチンの手軽で美味しく食べられるメソッドを知ってからもっぱらこの食べ方。旅先では生牡蠣ばかり食べていますが(笑)日本の牡蠣はこの食べ方がむしろ美味しいように思う。殻を剥くのがちょっと苦手だから言うわけではありません!(笑)届いた昨日は牡蠣本来のおいしさを楽しむため、何も足さず、控えめにチンした牡蠣をひたすら口に運ぶ。レンジの最適時間は殻の形状などによってひとつひとつ異なるので、注意深く確認しながら。ここ、すごく大事なのである。

今日は、お昼に牡蠣のパスタ。小口切りの長ネギをオリーブオイルでゆっくり炒めて香りを出しす(このとき鷹の爪も入れる)。パスタを茹でているお鍋にいい頃合いに小松菜のざく切りを投入し、茹で上がる直前に長ネギを炒めたお鍋に牡蠣とレンチン時に発生するお汁を入れて火を点け、オリーブオイルを乳化させ、茹で上がってお湯を切ったパスタ(と小松菜)を入れ、ソースが全体に絡むようにやさしく混ぜて、出来上がり。胡椒はお好みで。

夜はまたまたレンチン牡蠣。今回は、チェーザレさんのワインビネガー(赤)にきざんだ青ネギを入れたものをかける。これにて祭りは感謝と共に美味しく終了!

芋煮会(2024.11.23 Sat.)

市内某所で「芋煮会」。ぐぐっといきなり寒さがやってきて、芋煮が一入ありがたい陽気となった。玉こんにゃくと芋煮に腕を振るうのは山形県ご出身の芋煮士Oさん。玉こんにゃくのお道具も、お手づくりの優れもの。勉強会でご一緒のHさん(同じく山形ご出身)とのご縁で、私の芋煮会参加も今回で3度目である。皆でわいわいと外で食べる芋煮のなんと美味しいことか。そして玉こんにゃく。昔々蔵王へスキーに行ったとき食べて、なんて美味しいのだと感激したあの玉こんにゃく。スルメが素晴らしい仕事をして、なんとも言えない美味しさ。お酒も進みます(笑)そして〆の「芋煮カレーうどん」がまたオツなのであります。Y先生がお持ちくださったキノコ(ひらたけ)の“即興あぶり”(by Kさん)も見事なお味でした。

関係諸氏に心より御礼申し上げます。また来年もどうぞよろしくお願い致します(笑)

“秋”届く(2024.09.30 Mon.)

昨日やぎ叔父からこの季節のお楽しみ「栗きんとん」(中津川すや製)が届いた。最初にこのお菓子を口にしたとき、こんなに美味しいものがあるんだ、と思った。それから毎年かかさず叔父が届けてくれる。ありがたいことです。美味しさは変わらないけれど、茶巾の絞り具合(景色)が年によって異なる。それもまた風情があっていい。今年は一緒に「栗こごり」もやって来た。おいしく口に入れていてはたと閃いた。クリームチーズをのせて粗挽き黒胡椒をトッピングしたら、白ワインのお供にばっちりなのではないか!? ちょうど冷蔵庫には「よつ葉北海道十勝 なめらかクリームチーズ」がある。はたしてその目論見は大当たり、どんどんっ!! ほんのり甘いニュアンスもあるスペインの白(シン チャレッロ 2022 アモス バニェレス)と相性抜群。我ながらグッドジョブ、でした(笑)

春の幸、覚書(2024.05.04 Sat.)

明日には夏が立ってしまう。今日の内に覚書。大好きな山菜、この春はタラの芽とコゴミを精進揚げに。そして皮付きの大きな筍を買い求めさまざま楽しんだ。昨年は到来物の下茹で済みのタケノコを美味しく頬張ってお仕舞いだった。今年も同じ友人から昨年同様下茹でされたものをいただきありがたくおいしくお腹に納めた。やはり京のタケノコは違う。柔らかくて甘くておいしい。あまりに美味しく、この春は自分でちゃんと下茹でからしようと決心。町に出たついでに専門店で買い求めた。奮発して(当社比・笑)大きめのものと中程度の大きさが2本セットになったもの。お店のおねーさんのお勧めもあり。今は糠が付いているので助かります。糠に加えて赤唐辛子も使う。赤唐辛子を使った方が甘味がますように思う。穂先(曲がった内側)を適宜斜めに切り落とし、縦に切れ目を入れる。竹串がなかったので、野生の勘で沸騰してから火を弱めて落とし蓋をして一時間ほど。火を止めてそのまま冷めるまで放置。糠を落とし皮を剥き、さらにきれいに洗い、適当な大きさに切ってから、すぐに使わない分は水を入れたタッパに入れて冷蔵庫。毎日一度水を替えるのを忘れないように。かなり大きいものを買ったつもりでも皮を剥くとさほどでもない。なので、買うときは思い切ろう。ただし、あまり大きいとお鍋に入らないのでご用心。手持ちのお鍋とのご相談もお忘れなく(笑)

さて、下茹でしたタケノコ。まずはお気に入りのグリリアに。香ばしく焼いて、塩と胡椒とパルミジャーノ。う〜ん、テッパン! お次はパスタ。豚肉と合わせて。う〜ん、美味しすぎ!!(笑)穂先の柔らかいところは若竹煮に。どうやっても、おいしいのだ。タケノコ万歳!!