旅先で虫撮りに励む(2019.07)

南仏とイタリアのリグーリア州で虫撮りに励げみました(笑)。この季節(初夏)に旅をするのは珍しく、おかげで、今回は沢山のチョウと出会うことができて大満足でした。そもそも、撮影は旅の観光と同時進行ですから(虫がいたらカメラを向ける)カメラにマクロレンズを常時装着はしていません。こんな時の虫撮りには、強力な手振れ補正と400mm程度の望遠レンズで実現できる「望遠マクロ」が大いに役立ちます。

春の花が今年を占う(2019.04)

昨年は大きな台風が何度となく吹き荒れ、吉田山の古木が何本も根こそぎ倒れて散々な一年となりました(我が家も屋根が飛びかけた)。今年は、何とか穏やかな時の流れの中で自然を楽しみたいものです。今のところ気候の大きな乱れもなく(少しあった?)植物は芽吹き、春の花々も順調に開花しています。この調子で「猛暑」だけは避けていただきたい。もし今年もそうなら、どこかへの逃避をマジで考えましょう(笑)。

花が世界を救います(2018.11)

ムシが大好きなのは、野に咲く小さな草花です。園芸種の大きくてドハデな花にはまったく目もくれず、「そこに本当に蜜があるのかな?」と疑うような小さなアメリカセンダングサの花に、アブやハチやチョウが沢山集まります。今年は庭に咲いた、フジバカマの白い可愛い花に、アサギマダラが飛来したのを目撃してちょっと感激しました(1時間ぐらい滞在)。この花が本当に好きなようですね(笑)。お花あってのムシの世界です!

さよならフクちゃん(2018.10)

ここへ引っ越して来る前から出会っていたネコちゃん、我が家は勝手に「フクちゃん」と呼んでましたが、基本ノラなので、各家庭での呼び名は色々だったはず。石垣の上での日向ぼっこが大好きで、いつも目を細めて穏やかに笑っているような表情を見せてくれていました。随分とお年を召し、最近は体調も悪そうで心配していましたが、ご飯をあげていたご近所さんの話だと、しばらくネコハウスに入っていましたが、ある朝突然いなくなったそうです(さすが野生)。さよならフクちゃん、いつも写真のモデルになってくれてありがとうね。

望遠マクロのすすめ(2018.10)

天気が良いので京都府立植物園に出かけました。吉田山と同じく、台風21号で大木が倒れたり、貴重な樹木の枝が折れたりと、大きな被害が出ていました。関係者の努力で、概ね普通に散策できる状態に復帰していますが、いやはや大迷惑の夏の暴れん坊です。園内では秋の花が満開、今回は花で食事中のムシを遠目から(邪魔しないように)望遠で撮影しました。明るい午後なので、かなりシャッタースピードを上げても大丈夫。それにしても840mmをマクロ的に使えるのは強力な手振れ補正のおかげ、本当に良い時代になりました(笑)。