さくら散歩その1(2023.03.31 Fri.)

今年は花粉の飛散量も多く、くしゃみも倍増(苦笑)ゆえにお弁当を持ってのお花見はなし。その代わり用事で外に出たときに花を愛でる趣向。これもまた風流なり。写真は3月23日から31日。iPhone 13 Proで撮影。いつでもどこでも思い立ったらシャッターを切れるのがスマホのよいところ。

ANDY WARHOL KYOTO(2023.01.31 Tue.)

ようやく京セラ美術館で開催中のアンディ・ウォーホル展を見に行く。これまで機会がなかった初期の作品を数多く見ることができよかった。私が最初に認識したアンディ・ウォーホルの作品はキャンベルスープ缶だったか。10代の終わりに北米にホームステイをしたときに、どの家にもキャンベルスープ缶のストックがあって「あっ、これだ!」と思ったことを覚えている。その頃は「アンディ・ウォーホール」とカタカナでは表記していたように思う。平日のためか、さほど混んでおらずゆっくりと楽しめた。オリジナルグッズも目を引くものが。缶好きとしては(笑)村上開新堂さんとのコラボにも惹かれたのですが、残念ながらsold out(今後の入荷は未定とのこと)。ランダムにピンナップカードが入っているという聖護院八ッ橋総本店さんとのコラボ「八ッ橋」をカード欲しさに買ってしまう(笑)展覧会で目と心が潤ったあとは、やぎと待ち合わせて自然派ワイン。喉も潤してご機嫌の一日に。

雪!(2023.01.28 Sat.)

24日の夜に降りはり始めた雪は、「最強寒波」という前評判通りの冬将軍様のせいで気温が低く、降り始めから30分ほどで一気に一面雪景色。翌朝目覚めたときはかなりの積雪。ヴェランダの雪だけで大きな雪だるまができるほど。今日は勉強会だけれど山を降りれるかと心配していたところで電話が鳴る。予想通り休会。終日家にこもる。翌日は所用があって街へ出る。踏み固められた箇所がアイスバーンになっていて怖い。今出川通りも南側の日陰はスケートリンクのよう。バスに乗るのも降りるのも命懸け。先日念の為にと受けた骨密度の検査でよもやの結果だったので、絶対転べない!と慎重の上にも慎重になる。雪が降るとついついはしゃいでしまうけれど、子供の頃とは違うのだ。少し寂しい気持ちになった。27日にも再び雪。

明治村(2022.10.24 Mon.)

思っていたよりずっとよかった。入鹿池の借景や、高低差のある土地をうまく利用して、移築建造物が立ち並ぶ様が素晴らしかった。お天気にも恵まれて楽しい時間を過ごす。欲を言えば飲食関係がもうちょっと充実するといい。それにしてもこの明治村を発案して実行に移した人たちのなんと素晴らしいことか。その人たちとは、第四高等学校(現在の金沢大学)の同窓生だった建築家の谷口吉郎氏と当時名古屋鉄道副社長だった土川元夫氏。お二人が同窓会で再会したのがこの明治村ができる発端だったそうだ。開発の名のもとに貴重な建築物が取り壊されて行くことを惜しみ嘆いた谷口吉郎氏、その気持ちに寄り添ったのが土川元夫氏。(同窓会の飲み会で)建物は自分が選定する、土地はお前が探してくれ、となり、最終的に今の土地が選ばれ1965年(昭和40年)3月18日に明治村が開村されたとボランティアガイドの女性に教えていただいた。お二人の強い気持ちがすみずみにまで現れていると感じた。本当に素晴らしいお仕事をされた。そしてその意思を引き継いで運営されている方々にも心から拍手を送りたい。

国宝ダブルヘッダー(2022.10.24 Mon.)

やぎの在所へ法事のため赴く。その機会を利用して国宝ダブルヘッダー。まず昨日はお茶室「如庵」へ。国宝のお茶室三つの内「待庵」と「蜜庵」はすでに訪れている。これでお茶室国宝コンプリート(笑)窓から中を拝見しただけですが、それでも十分に価値ある訪問。有楽園ではお茶会が開かれていて、外観しか見られないかしらと思っていたところ、左にあらず。お茶室界隈にはお人が誰もおらず、のんびりとその佇まいと窓から存分に内部を拝見することができた。

宿泊先のホテルロビーからは国宝犬山城を見ることができる。この春3月にオープンしたばかりのホテル。なかなか気持ちよく滞在しましたが、スタッフの偽情報にはまいりました(笑)朝食のみ付いているプランで、別途ディナーをレストランで取ろうと思うものの満席で叶わず。それではバーで軽く食べながら飲みましょうと「バーには軽食が何かありますか?」と尋ねたところ「ナッツやチョコレートなどのおつまみしかございません」ときっぱり。ふむ、そうなんだとこの件はすぐに引き下がった。では仕方ないルームサービスにしましょう。お部屋のテレビでお料理のメニューは確認できたけれど、アルコール類がなかったので、リストをお願いした。スタッフ曰く「ルームサービスではアルコールをオーダーいただけません」ですって!ぬぬぬ、これは承服できない(笑)そんな馬鹿なことはないでしょ「どうしてアルコールがダメなのかしら」とお尋ねしたら、確認してまいります、とのこと。そして戻ってきたスタッフが私の勘違いでした、と。そうでしょうそうでしょう。無事にワインと共にお料理をオーダー。しかしこの後もたいへん面白いことがあった。たいへん面白いので書きたいけれど自粛(笑)ルームサービスの夕食を終え、犬山城の夜景を撮りにロビーへ。せっかくなので食後の一杯をバーカウンターで。なんとルームサービスと同じ様なメニューをオーダーできました!犬の尻尾をつけたスタッフちゃん。お尻ぺんぺんですよっ(笑)

さて、本日。混まないうちにと早めにチェックアウトを済ませ、犬山城へ。平日で早い時間帯のせいか、お人も少ない。お天気にも恵まれ、伊吹山や御嶽山もくっきりと眺めることができた。お茶室についてお城の国宝*もこれでコンプリート!とても素敵なお城でしたが、ひとつだけ。入り口の造作。雨の日に、入場所が濡れない様にとのお心遣いだと思いますが、もう少しやりようがあるのでは。お城の正面がこれでは。写真を撮るとき映り込まない様に構図を撮るのに難儀しました(一枚は世に知らしめるためわざと入れてある。笑)。さて、この後は「明治村」。私は初めての訪問。どんなところでしょうか!? +つづく+

*国宝天守五城:姫路城(兵庫県)・彦根城(滋賀県)・松本城(長野県)・松江城(島根県)・犬山城(愛知県)