「庭のうぐいす」(2021.04.14 Wed.)

我が家の定番の一本「庭のうぐいす 特別純米」。2018年に福岡を旅したときには蔵元、山口酒造場さんへも足を伸ばした。さて、もう一方の庭のウグイス。毎年囀りが聞こえる。朝、ウグイスの声に起こされるのは贅沢なことです。その声は、その年その年で個性があって、ちゃんと鳴けるようになるのも遅かったり早かったり。今年のウグイスは最初から「ホケキョ」と鳴くことができた。そしてすぐに「ホーホケキョ」に。でも声に、色がない。艶がない。ぶっきらぼうにけたたましく鳴く。それはそれでかわいくはあるのですが、パートナーが見つかるかちょっと心配(笑)

Over The Rainbow(2021.01.09 Sat.)

やぎがご近所の酒屋さんで見つけて来たオーストラリアのワイン。エチケットがネズミくん!調べてみるとこのワインは、ニュージーランドで活躍するキムラ・セラーズの木村滋久氏がオーストラリア、カウラにあるウインダウリー・エステート/Windowrie Estateで醸造、ブレンドに携わったワイン。エチケットは絵本作家・谷口智則氏の制作で毎年変わるそうだ。現行ヴィンテージはウシさん。すでに丑に取って代わられた子ですが、子年生まれの私たちには大いにぐっと来る。売れ残っていてよかった(笑)

シャルドネとシラーズ。どちらもなかなかのテイスト。久しぶりにオーストラリアのワインを楽しみました。海の向こうにもまた行かれる日を愉しみに、今はワインで各国各地を旅するのだ。総理大臣や知事にお願いされるからの「慎み」ではありません。この国に生まれこの国で生きる私の判断。何が有効なのか、何をするべきか、専門家の話を聞き本を読み、最後は自分の頭で考えるのです。わからないことはわからないままに、はっきりしていることはきちんと実行する。せっかく頭脳を持って生まれてきたのですから。あまり大きくないけど(笑)しっかり使わなくちゃ!

Buon Compleanno!(2020.10.09 Fri.)

a Yagi!!ようやく私に追いつく(笑)リストランテでのバースデーディナーは一週間早く先週に。一番上のワインはそのときのもの。大きな節目のお誕生日ゆえ奮発(当社比・笑)中段は友人からのお差し入れ。大原産無農薬マスカットベリーAの自家製ワイン(アルコール度数1%未満)。ランチタイムに乾杯。そして一番下は家ご飯のお祝いシャンパーニュ。よろこびは何度乾杯してもいい!

お出会い(2020.09.09 Wed.)

重陽の節句の今日、菊酒の代わりに出会ったのは「ぼんじゅーる農園」さんのシャンパーニュ方式の泡。初めて耳にする名。けれど委託醸造先は存じ上げているリュードヴァンさん。こちらのワインは何度か口にしている。最初にSauvignon Blanc 2013に出会ったときは衝撃を受けた。委託醸造先にも背中を押されてオーダー。はたしてその泡は… とてもよかった。香りよく色もきれい。雑味なく、繊細できめ細やかなタッチ。丁寧な畑仕事が想像できる仕上がりでした。セパージュは、シャルドネ63%、ピノ・ノワール25%、アリゴテ8%、その他4%とのこと。8%のアリゴテがいい仕事をしているように思うのはアリゴテ好きだからか(笑)

「ぼんじゅーる農園」さんのサイトを拝見すると、農園主はドクター。 “ワイン愛好家としてワインを嗜んできた知識と経験を活かし、「自分が飲むワインは自分で造りたい」という思いを実現するため、2008年に長野県に移住し…”とサイトに。

最近、長野県のワインがとても頑張っているように思われる。故郷、山梨も負けてはいられません!国内各地のワインの質もどんどんあがっていて、うれしい限り。どちらさまもますますがんばって欲しい。わたしは「飲むこと」で応援したい。そのためにも、元気でいなくちゃ。落ち込んでいる暇はない。

魅惑の赤(2020.06.03 Wed.)

やぎ叔父から今年も見事なトマトが届く。主役をはれるトマトなので、夕餉のメインはトマトで決まり。そのトマトに合うワインを引っ張り出す。ちょうど頼んでおいた泡セットが届いたところ。フランス南西地方のロゼの泡( Petillant Naturel)“ Copains Comme Cochons 2019を”選ぶ。エチケットには空飛ぶ赤い豚。まさにPorco Rosso! いやフランスだからPorc Rougeか。トマトはとにかくシンプルに。オリーブオイルと塩のみで。いやん、おいしすぎ(笑)

ここのところ泡はもっぱら「クラブパピーユ」(by フジマル)さんのお任せセット。スパークリング2本+シャンパーニュ4本の組合せ。CPもよく、何が届くかわからないお楽しみもあって気に入っている。もう何度も頼んでいますが(笑)毎回満足のラインナップ。