久しぶり!いぐちくん(2022.07.15 Fri.)

くんくん、匂う!とやぎが山へ。ほどなくいぐちくんを連れて戻ってきた。お久しぶりです、いぐちくん。

思った以上に状態が良かったので、いぐちくん=ヤマドリタケモドキでパスタにする。何も足さない、何も引かない。あっ、パルミジャーノは足しました(笑)久しぶりに今年はいぐちくんに頻繁にお目にかかれるだろうか。しばらくご無沙汰だったからまた会えると嬉しいなぁ。

あまりに美味で残っていたシチリアの赤を、お昼間ですが、思わず冷蔵庫から引っ張り出す。コンチキチン、祇園祭だしね(笑)

ヤマドリタケモドキ三兄弟はこちら

初シドケ(2022.05.05 Thu.)

量り売りのお店にときどき買い物に出かけるようになった。もう少し近かったらもっと頻繁に伺えるのに。こちらでのお買い物だとゴミが出ないし、コーヒーかすを引き取っていただけるのも有難い。そして毎回そのコーヒーかすを使って育てられたヒラタケを買い求めるのだ。これがまた美味。今日はその他に「シドケ」という山形産の山菜を購入してみた。初めての山菜。図鑑(山渓名前図鑑「野草の名前」)に載る名前は「モミジガサ(紅葉笠)」キク科コウモリソウ属の多年草で、北海道、本州、四国、九州に分布。山地の林の中や森のへりに自生するそうだ。4月から5月ごろの若い芽を山菜として食す。過日はご近所さんから岐阜の「コシアブラ」(ウコギ科コシアブラ属の落葉高木)をいただき、片栗粉をはたいてからっと揚げてとても美味しくいただいたばかり。さてこの「シドケ」はどうしよう。思案の後、初めてなので失敗のないように、湯掻いていただくことにした。ちょうど漬けにしておいた「ツバス」があったので、それにトッピングしてみようと思いつく。これが大当たり!どんどん(笑)肝心のシドケは、フキやウドなどの風味を合わせ持ちぬるっとした食感は少しツルムラサキにも似ている。非常に美味。この歳になっても“初めて”に出会える。なんと嬉しいことだろう。

苦味と香りがある山菜を食し、菖蒲湯に浸かる。邪気祓い、完璧です(笑)

筍来る(2022.04.28 Thu.)

しかも湯掻き済み!(嬉)すぐに食せる嬉しさよ。まずは大好きな一品、タケノコと豚バラの炒めもの。パルミジャーノをたっぷりのせて。片栗粉をはたいて揚げるのも美味しい。その他、お味噌汁や王道「炊いたん」も。今年は近所のスーパーで買い求めたタケノコですら(シツレイ・笑)美味でした。当たり年という印象。わざわざ届けてくれた友に感謝。育てて掘りたてを湯掻いてくださった農家さんに感謝。ご馳走様でした!

サイフォンupdate(2022.04.03 Sun.)

バキュームコーヒー1

バキュームコーヒー2勉強会(残念ながら現在休会中)でご一緒の方からお誘いをいただいて、サイフォンコーヒーと和菓子を楽しむ旧暦でのひな祭り茶会へ伺った。コーヒーを淹れてくださるのは矢橋伊織さん。矢橋さんは「ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ2017 優勝(日本チャンピオン)」「ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ2017 準優勝(世界第2位)」だそうです。失礼と無知を承知で申し上げると、私の中でサイフォンはオールドファッション的なイメージ。子供の頃新し物好きの父がサイフォンの器具を一式買って、家でよく淹れていました。昔々のそのままのイメージなのです。だから世界大会があるというのにも驚いた。しかも今の器具はアルコールランプじゃない!(笑)この日のマシンもハロゲンランプを搭載したものでした。しかも現在は「バキュームコーヒー」と言うのが主流とか。というのも、サイフォンと呼ばれていたけれど「siphon」の原理は使われていないから、とのこと。でもバキュームよりサイフォンの方が美味しそうですよ(笑)

2種類のコーヒーにそれぞれ違った和菓子を合わせてひとつの世界を表現する。今日は「桃源郷」だそうだ。お菓子のご製は「とま屋」さん。コーヒー豆の「ゲイシャ」も初めて口にしました。収量がとても少ないので高価な豆、という知識は持っていたけれどいただくのは初めて。命延びました(笑)一杯目と二杯目、個性が違うコーヒー。でもどちらにも共通しているのは雑味の無さ。豆の素性がよくて、バリスタに力量があると、豊かな味わいで美味しくなるのは必定か。コーヒーだけを口に含む。和菓子を食べてコーヒーを飲む。矢橋さんのお話を伺いながら色々試してその豊かな世界を味合う。サイフォンは決してオールドファッションではありました(笑)ご企画のKさん、愉しい会をありがとうございました。

あんこう鍋(2022.01.29 Sat.)

本日のワイン行きつけの魚屋さんに京都府産の活あんこうが並んでいた。寒いし「あんこう鍋」と洒落込みますか。ネット検索で美味しそうなレシピに辿り着いた。鮮魚店直伝!あん肝を入れ込んだ味噌がベース。味噌、お酒、みりん、生姜、とお台所に常備されているもので出来るのもいい。一手間のポイントをしっかり押さえて作る。出来上がりは!?

いやぁ、最高でした!!全ての部位を残らず食し、普段夕食には口にしない炭水化物も今夜はOKとする。あんこう鍋と言えば最後にお雑炊は外せない。ちょうどご飯も炊飯土鍋に残っているし卵も買い置きがあるし。このお雑炊がこれまた美味でした(嬉泣)カニよりアンコウだよ、と憎まれ口を叩きつつ舌鼓を打つ。

合わせたワインはBEAU PAYSAGE Tsugane Chardonnay 2009