ピオーネ(2021.09.15 Wed.)

先週の皮膚科受診に続き、一昨日の月曜日は眼科へ。昔から皮膚トラブルは多かったので、皮膚科はともかく眼科や耳鼻咽喉科など今まで縁遠かった場所にお近づきになってしまったのは、口にしたくはないが「加齢」か(涙)それはさておき、眼科の待合室で見たNHKの番組。岡山県のとある農園のピオーネが取り上げられていた。そういえば今年はブドウを食べていない。里(山梨県)からも届かなかったし。と思っていたら東京の知人からなんと岡山県のピオーネが届いた。うやうやしくお箱に入ったその姿はまるで宝石のよう。待合室で見たその番組で、ブドウの美しい姿(房)を作るには摘果と摘粒など、手間のかかる作業がかかせないことや、ピオーネが「巨峰」と「カノンホールマスカット」の交配による品種で、静岡県の井川秀雄氏(明治29年‐昭和61)が作出したということも知った。そして何となくイタリアっぽい名前だと思っていたら、開拓者を意味するイタリア語のpioniereを語源として作られた名前ということも。へぇと思っていたらその翌日、奇しくも岡山産のピオーネが届いた次第。さらに今日の「ガッテン!」で美味しい皮の向き方や種ありの方が甘いことを知る。常々「種あり」の方が甘いと思っていたので「やっぱり」とまさに合点。

さっそく送られたピオーネを、今までの剥き方とガッテン流の剥き方で食べ比べてみた。確かに!ガッテン流の方が味が濃い。これは長野県中野市のJAで長年ブドウの品質管理にあたってきた方からのご教示だそうだ。まさにコロンブスの卵。素晴らしい!!

果物大臣(2021.08.24 Tue.)

女子高校野球決勝戦@甲子園、無料ライブ中継を見た。神戸弘陵学園 vs 高知中央。いいゲームでした。結果は4点差がついたけれど、それほどの差とは思えない好ゲーム。選手たちの笑顔もよかった。野球がほんとに好き、というのが伝わって来た。全員“オオタニサン”!(笑)それにしてもこんな歴史的なゲームをテレビ中継しなかったなんて!!

さて、この夏は果物とあまり縁がなく、スイカも食べずに終わるのかなぁと思っていたところに、ご近所さんから郷里山梨産のスイカが届いた。涼しかった日々ともお別れ。蒸し暑さが戻ってきた。冷えたスイカが五臓六腑に染み渡り、元気が出ました。他日には別のご近所さんから千葉の梨、山形(天童市)の桃、を頂戴した。「桃はまだ固いです」といただいたが、山梨県人は“固い桃”が好き!しめしめとすぐに頬張る。しかもよく洗って皮ごと食べるのが県人風(笑)今となっては見かけることも少なくなった“固い桃”、プロシュットとも合わせて存分に楽しみました。プロシュットは最近の一番のお気に入り、ノルチャ産。うれしいおまけで入っていたリコッタ・ディ・ロマーニャも一緒に。スプマンテとの相性も最高。

皆々様に感謝です。

できることは(2021.08.17 Tue.)

ドライドトマトとタコ昨日は五山送り火。昨年に続き縮小された規模で。我が家もゲストのいない送り火は二巡目。来年は友人たちと一緒に見たいものですが、どうなることやら。季節外れの前線停滞でぐずついたお天気が続き、ただでさえ鬱々としてしまいがちなところに、海外からも非常に心配なニュースが相次ぐ。この惑星はどうなってしまうのだろう…

いかんいかん。自分にできることをまずは。楽しいことを考えて、美味しいものを食べて飲んで、よい音楽を聴いて、ステイホーム。美味しいものと言えば、昨夜、選手村で話題になっていた冷凍餃子を食べました。冷凍餃子を生まれて初めて買いましたよ。いやいや世界一美味しいって冷凍だよ、と鼻で笑っていましたが、驚き。何に一番驚いたかと言うと、パリッと焼ける!!袋に書いてある通り!焼き方も写真入りでわかりやすく説明されているし、増粘剤(アルギン酸Na)やカゼインNaという添加物についても由来と何のために使われているかが説明されていたのもグッド。また買っちゃうかも(笑)

写真は、自家製ドライドトマトとタコのアンティパスト。手前味噌で恐縮ですが、こちらもどえりゃうまい、です(笑)

今年も干すぞ!(2021.08.08 Sun.)

梅干しに続いてトマトも恒例となってまいりました。水分が抜けるとぎゅぎゅっと濃く旨味が増してさらに美味しい。このドライドトマト作りにはシチリアのお塩が合うように思う。

五輪もいよいよ最終日。様々な競技に胸躍らせましたが、観戦した中で“あり得ない”感が一番なのは「新体操」。動きだけでもあり得ないのに、その上、手具を使って演技するなんて。やはり皆さん「妖精」なのか!?(笑)金メダルに輝いたイスラエルのリノイ・アシュラム選手のリボンの演技は(落とすミスがあったけれど)とても素敵でした。素人の目には妥当な結果に見えますが、さて… そしてマラソンのキプチョゲ選手、「走る芸術」と呼びたくなる。フォームがなんて美しいのでしょう。ケニア勢のユニフォームもよかった。大迫選手も、かっこ良かったです。ほんとにやめちゃうのかな。

開催には反対でしたが、個人的にはステイホームの大きなお楽しみになったことは間違いなく、オリンピックがなければ辛いだけの夏になっていたかも知れないと思うのも、正直なところ。複雑です。とにもかくにも最後まで選手には拍手を送り続けたい。そして終わった後も、ステイホーム。あぁ、高原に別宅が欲しい!

これはうまいっ!(2021.06.06 Sun.)

生のジュンサイをいただいた。やぎ叔父からは毎年恒例となったトマトが届く。トマトとジュンサイ。ぱっと閃いてお素麺。夏の定番「冷たいトマトのパスタ」をアレンジしたお素麺をさらにアレンジ。トマトとジュンサイの相性が抜群で、これがいやもうなんとも美味。我ながらよい仕事(笑)蓴菜ファンの皆さまぜひお試しください!

本日の具材:
・トマト=湯むきして小さめのダイス
・ニンニク=みじん切り トマトに混ぜ込んでおく
・ジュンサイ=さっと茹でて冷水に取り、水気を切っておく
・バジル
・素麺
・素麺つゆ
・スダチ

作り方:
茹で上げて冷水でしめ水をよく切った素麺をお皿に盛り、ニンニク入りのトマトとジュンサイをトッピングし、麺つゆをかける。最後にバジルをちらしスダチを適宜絞りかけて、いただきまーす。