フタバアオイ (2016.05.15 Sun.)

フタバアオイ、辞書で引くと「ウマノスズクサ科の多年草。山中の木陰に生え,茎は地をはい先端に二葉をつける。葉は帯紫色の長い柄につき,ほぼ心臓形。五月頃,葉間に淡紅紫色の花を一個つける。京都賀茂神社の神紋とされ,徳川家松平家もこれを用いた。賀茂葵。葵草。」(以上スーパー大辞林より)とある。ではなぜ、このフタバアオイが御神紋なのか。下鴨神社のサイトに、昔は「あふひ」と書かれ「あふ」は「会う」、「ひ」は神さまのお力を示し、神さまの力に出会う植物が「あふひ=葵」であると伝えられています、とあった。

御神紋のフタバアオイは、葵祭のシンボルでもある。そのフタバアオイを葵祭に合わせてご近所さんが分けてくださった。粋なお計らい。フタバアオイが激減しているということを以前新聞で目にした。では微力ながら我が家でも増やそうではありませんか!

最初にいただいたフタバアオイをテスト的に庭の木陰を選んで植えてみた。まったく問題がないように思えたので、次いで、素敵な鉢でいただいたものも、庭におろすことに。家を数日空けたときに、水が落ちてしまったので、今後のことを考えてすべて庭で育てることにした次第。

どんどん増えたら東京方面の友人たちにも里子に出そう(^^)