佐藤一斎(2021.04.06 Tue.)

2017年夏岩村にて以春風接人 以秋霜自粛
春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛(つつし)む/言志後録33条 佐藤一斎
安永元年(1772)10月20日〜 安政6年(1859)9月24日 儒学者、美濃国岩村藩(現岐阜県恵那市岩村町)の家老・佐藤信由(のぶより)の次男。詳しくはこちら

数年前の夏、岩村町に足を運ぶ機会があった。家々の外には佐藤一斎が残した名言が書かれた木板が下がっていたことがとても印象深い。このとき初めて私は遅まきながら佐藤一斎を知ったのである。それ以前にこの言葉にはお軸で出会っていたのに、誰が残した言葉なのかご説明もあったはずなのに、馬の耳に念仏。ようやく本日いろんなことが繋がりました。己の勉強不足をただただ恥じるのみ。

そしてご一緒の方から、監察官のバッジが「秋霜烈日」と呼ばれていることを教えていただいた。