福島岳温泉へ(2022.06.21 Tue.)

“恒例遅い夏休み”を毎月に振り分けて、の6月編。今回は福島まで北上。まずは岳温泉へ。湯本は8キロ離れた場所に。毎週月曜日は湯元のメンテナンス日で、その日はお湯がミルキーになるそうだ。翌日の宿泊だったおかげか、まだまだ結構なミルキー度。そして、なぜ湯元が8キロも離れているのか、という謎も氷塊。こんな苦難の歴史があったとは… お宿の食事では「ざくざく汁」や「大根餅」などの郷土料理に出会えました。阿武隈川のメープルサーモンや郡山特産の鯉、会津馬肉などの地産の数々もテーブルにのぼり嬉しい美味しい。夕食は、和食に洋のテイストも加えたラインナップ。「創作」はときにヘンテコなお料理が出ることもありますが(笑)こちらのお料理はきちんとまとまっていて美味。量も無理なく食べ切ることができ好印象。いつもは食べられないご飯そしてデセールまで完食!お味噌汁に鰊が入っていたのも素敵な驚きでした。お宿は今後の方向性を色々と模索&チャレンジしているご様子。どんな着地点を見つけられるのか。楽しみです。

ー夕食の御献立ー

食前スープ はす芋 花穂 硫黄塩
乾杯酒 地酒または地ビール
阿武隈メープルサーモンスモーク 会津山塩 オリーブオイル
会津蕎麦づくし大根餅 蕎麦の芽 蕎麦の実あられ 蕎麦湯
郡山特産 鯉のライスマリネ
二本松郷土料理「ざくざく汁」
鯉の甘露煮と鯉出汁の大根風呂吹き
会津馬肉のタルタル じゃがいも アボガド チーズ二種
低温熟成 福島牛もも
梅のちりめんご飯 香の物 地竹と鰊の味噌汁
焼き芋菓子 
ほうじ茶

お宿花かんざし 料理長 望月昭