秋田万歳(2023.03.04 Sat.)

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松本は美ヶ原温泉のお宿で知った沢田英男さん。その沢田さんの彫刻展が昔からの知り合いのギャラリーで開催。初日に「秋田万歳」が行われるとご案内をいただき楽しみにうかがった。秋田万歳(あきたまんざい)とは?いただいたチラシによると“今から300年ほど前、江戸時代元禄期(1688年〜1703年)に秋田県秋田市で始まったと伝えれている祝福芸。正月〜春先にかけて家々を門付して歩き、門付先の家や建造物を讃え、人々の長寿・繁栄・ご多幸を祈願する舞・民謡・滑稽な噺など、たっぷりと座敷万歳を演じる。通年では歳祝い、結婚式、宴会などおめでたいお祝の席や催しに招かれ万歳を実演でする(後略)”

秋田万歳を披露してくださったのは斎藤ぽん(にゃんとこ)さん。秋田県秋田市のご出身。秋田万歳最後の伝承者である加賀久之助・吉田辰巳両氏を心の師匠として2020年1月から活動を始められたそうだ。なぜ、秋田万歳を!?と問いかけたところ、(一言で斎藤さんの気持ちを表すならば)「本当の秋田万歳を伝えたくて」だそうだ。詳しくはこちらで。本日ご披露の「東海道五十三次」できればお酒を飲みながらお聞きしたかったなぁ。濱松のくだりでは鰻が食べたくなっちゃって(笑)

とにもかくにも、松本のお宿でご縁があった方の作品展が友人のギャラリーで、そして秋田万歳という伝統芸にも初めて触れ、と楽しい連鎖。やはり人生の醍醐味は「お出合い」。その出会いを生かせる様にもっともっと精進しよう。学びは人生を楽しくしてくれるもの。学校の先生にそう言って欲しかった!