ぷぷぷ、ぽんっ (2014.06.29 Sun.)

キキョウが咲いた。ふくらんだ姿の愛らしいこと。こどもの膨らんだほっぺみたい。咲いた姿はいっぺん、大人の女性の感じ。七夕が近づくといつも咲く。星の形の清々しい花。

桔梗(キキョウ):秋の七草のひとつ。万葉集に出てくる「あさがお」は、このキキョウのことかもしれないとか。キキョウの古名のひとつが阿佐加保(アサカホ)というらしく、その可能性もあるのかな?ただし、当時は、朝に咲くきれいな花を「朝顔」(アサガオ)と読んでいたとかで、どの花かは諸説あり特定されていないとか。こちらのページは漢方としての桔梗について書かれていますが、古名についても記述があって面白い。「阿利乃比布岐」(アリノヒフキ)なんて神様の名前みたい!

ちなみに、わが家にあるのは背の低い園芸品種。園芸品種は数多く出ているキキョウも、野生種は現在、絶滅危惧II(VU:絶滅の危機が増大している種)だそうだ。この春に新しく仲間に加わったササユリもオンリスト。う〜む。