三保松原(2025.03.22 Sat.)

都内在住だったMちゃんが静岡の某所に引っ越した。Mちゃんは10代のときに私の実家にホームステイをした。その翌年、私も10代でMちゃんの家@カナダにホームステイを、という関係。ご夫君は静岡県出身なので、縁がまったくない土地ではないですが、車も運転しないMちゃんにはなかなか思い切った引越しなのではないだろうか、いやいや本人の故郷に比べたらずっと便利だと思い直す(笑)その新居で家見を兼ねたワイン勉強会のお知らせが届いた。一も二もなく参加表明。せっかく足を伸ばすので、温泉を絡めたプランを練る。温泉は私の祖母の出身地(身延)からさらに山奥へ入った場所。身延駅までの送迎があるので、ここに決定。Mちゃんのお家訪問と共に大いに楽しみにしていたのに二日前にお宿の方からお電話があった。崖崩れで道路が時間限定の片側通行となってしまい、この週末は宿を休館することになった、とのこと。大いに残念ではありますが、お宿もお気の毒。速やかな復旧を祈念。という訳で日帰りプランに変更。早めに出発して、三保松原へも立ち寄ることにした。「御穂神社」から「羽衣の松」まで参道を歩く。松並木の中を歩いていたときは感じなかったけれど、海岸に出ると風が強く、砂が目に入りそうになり往生する。美しいだけではない、松林の実用的な素晴らしにも大いに頷く。10月には薪能もあるようです。さぞや幽玄の世界でありましょう。

東京方面からの友人たちとMちゃん宅で集合。総勢8名で愉快にワイン勉強会。本日は小布施ワイナリー編。毎回素敵なワインを揃えてくれるSちゃん。今回も素晴らしいラインナップでした。

次の機会は水上バスに乗りたい。またの訪問が今から楽しみになりました。

善光寺(2025.03.12 Wed.)

やぎに引かれて善光寺参り(笑)二人とも初めての参詣。お天気もよく長野駅から徒歩で向かう。ほがらかな雰囲気。お詣りを済ませ、ピンときたお蕎麦屋さんでお昼。我ながら勘がいい。きのこおろしそばに、お酒*も、またうまし。帰り道、長野風月堂さんでお買い物。「玉だれ杏」「福くるみ」「杏の実」を買い求める。「玉だれ杏」は池波正太郎が愛したお菓子だとか。「しなの」で名古屋に出て、新幹線に乗り換えて帰洛。一度はお参りしたいと思っていた善光寺さんにもお寄りできよい旅路でした。長野鉄道では、いにしえのロマンスカー(A特急)にも乗れて大満足。

*「松尾」高橋助作酒造店

湯田中温泉(2025.03.11 Tue.)

湯田中駅に降り立ってまずは腹ごしらえと車中で調べておいたブルワリーへ。ここまでの道中も外国からの旅行客を多く見かけたけれど、なんとブルワリーでも日本人は私たちともう1組だけで、後は海外からのお客様ばかり。ここはどこ!? 宿に向かいチェックイン。外国の方が多いけれど、やはりスキー客なのでしょうか?ここは志賀高原に近いし、とお尋ねしたところ驚きの返答。海外からのスキー客はみな白馬へ行ってしまうそうだ。なんでも世界共通のリフト券(EPIC PASS)というのがあって、日本ではそれにニセコと白馬が加盟している。リフト券を購入すると5泊の宿泊が付いてくる。だから皆ニセコか白馬に来る、というのである。志賀高原もそこに加盟しようとしたけれど、すでに白馬が加盟しているので断られた、というお宿の方のお話し。ではあのたくさんの海外の旅行者は何しに!? 答えは「猿」地獄谷の温泉に入るお猿さんを見に来ているそうだ。ひゃ〜。お、ど、ろ、き!!

で後から調べてみたら、お話はちょっと違っていて、このEPIC PASSは北米、日本、ヨーロッパ、豪州の最大50以上のスキーリゾートで利用可能なリフトパス。でそのパスを持っていると白馬とルスツでそれぞれ連続5日券、合計10日分のリフト券が無料で付いてくる、というものらしい。ニセコではなく「ルスツ」宿泊券ではなく「リフト券」でした。

さて本題。宿泊先のお湯はこんこんと湧き出る源泉100%、昭和初期に建てられたレトロな内湯もいい!りんごが浮かぶ湯船に癒されました。

丹波ツアー2(2024.12.01 Sun.)

朝靄が神秘的な雰囲気を醸し出している。朝食をいただいてツアー二日目に出発。ご参加の皆様、それぞれにお召し替え。私は昨日と一緒。変わっているものは帯揚げと帯留の上下だけ(笑)丹波焼窯元、丹文窯と丹窓窯(スリップウェア)を訪問。丹文窯さんではちょうど登り窯に製品が入って焼成を待つタイミング。そちらも見学させていただいた。どちらの窯元でも皆さんお買い物も積極的(笑)私も、小さなものをそれぞれの窯元さんでいただきました。本日のお昼は丹波篠山の近又さん。歴史あるお店で、ぼたん鍋を堪能。父が狩猟をしていたので、猪は子供の頃から馴染みのある食材。その頃のことも懐かしく思い出されました。その後、丹波古陶館へ。ここで私はなぜか盛岡で作られている沢胡桃の皮で編まれてカゴを持ち帰ることに。窯元では心にブレーキをかけて、小さなお買い物だったのに。あれれ〜!? そうこうしている内に最後の小田垣商店さんではお買い物をする時間がなくなってしまう(涙)とにもかくにも二日目の今日も盛りだくさん。足を運びたいと思いつつこれまで叶わなかった丹波地方を目一杯楽しむ内容で、関係各位に心より感謝申し上げます。ご一緒した皆様ともまたお会いできます様に。

丹波ツアー1(2024.11.30 Sat.)

@西山酒造1

@西山酒造2

@丹波布伝承館1

@丹波布伝承館2

@三友楼東京時代お世話になっていた呉服屋さんプレゼンツ。「丹波布里帰りツアー」と銘打たれた一泊二日の旅に参加。東京からお出ましの皆様に京都駅で合流し、ヤサカ観光さんのバスに乗り込む。キュートなバスガイドさん同行。歴史などよく勉強されていて、興味深いお話の連続に楽しくて寝ている暇もない(笑)バスガイドさんって素晴らしい!! 丹波市の蔵元さんで美味しい昼食とお酒、そして見学もさせていただく。今夏にリニューアルされたばかりという食事処などとてもすてき。すでに満ちたれた気分になる(笑)昼食の後は「丹波布伝承館」@“道の駅あおがき”さんへ。こちらで丹波布復活の道程を学び、バスの中で急遽絞ったハンカチを染めていただいた。季節の栗染め。福知山の滞在先ホテルへ向かい、チェックイン後再集合。このツアーのメインイベント、丹波布の織り手さんたちとの交流会兼祝賀夕食会(丹波布が復活してから70周年)。織り手の方々と直接お話ができたことがとても嬉しいことでした。皆さん、織ることが大好きで楽しそう。皆さんの笑顔を見られたのが何より。食事もとても美味しく、贅沢な時間を過ごす。そしてテーブルには昼間染めていただいたハンカチが。思ったよりはちゃんとできて、安堵(笑)ホテルに戻り、温泉に浸かり就寝。