いざ、湯治へ(2022.01.27 Thu.)

足の指にしもやけが出来た。手の甲を火傷した。腰が痛い。これは間違いなく温泉が足りない(笑)湯治へ行かねば!宿は、とにかくお湯が良いこと。次に掃除が行き届いていること。加えて食事が美味しければ言うことなし。これに時節柄、お部屋に温泉のお風呂がついていて個室または部屋食であること。人混みに紛れずたどり着けること。などなどの条件で探し、行き先は福井のあわら温泉に決定した。サンダーバードの停車駅JR芦原温泉で下車。何度も通過したことはあるけれど、降りるのは初めて。お願いしていた送迎車に乗り込みお宿へ。あわら温泉は、「明治16年に町内堀江十楽のひとりの農民が灌漑用の水を求めて水田に井戸を掘ったところ、約80度の塩味の温泉が湧出したのが始まり」(芦原温泉旅館協同組合HPより)だそうだ。現在の源泉は74本。各施設が何本かの温泉の井戸を持っているそうだ。そのため線質も微妙に違うらしい。宿泊先のお湯はまことに良かった。温まるけれど湯疲れしないお湯で、まさに好み。何度もアタック!お肌もつるつるになりました。シモヤケにも火傷にも腰痛にも効いて、一泊の湯治とは思えないリターン。さらにあわら温泉には「芦湯」という無料の足湯があって、これがまた素晴らしい!!駅前の「あわら湯のまち広場」にあるので、列車を待つ間に“一足っ風呂と”楽しむことができます。帰りはえちぜん鉄道でのんびり福井駅まで。駅で福井の美味を買い求めサンダーバードで帰洛。ふぅ、いい旅、いい湯治でした。

さて、あわら温泉/福井駅で出会った美味しいもの覚え書き。こしひかり(田川農産)お豆腐(きっちょんどん)鯖のへしこ(お宿特製)早瀬浦 純米酒(三宅彦右衛門酒造)牛乳・ヨーグルト・生卵などなど(ラーバンの森おけら牧場)松乃露(御菓子司浅野耕月堂)芦のゆ玉(なんば屋菓子舗)お蕎麦(福乃家)/焼き鯖すし(若廣)天然平目昆布〆・越前甘えび昆布〆・うに豆(天たつ)

写真に蟹が写っていないのは、決してけちっているのではありません。蟹に愛がないからなのです。しかし先日京都市内で乗ったタクシーの運転手さんには「それは蟹を知らないからですっ」と言われてしまいましたけど(笑)