由布院から湯平へ(2022.03.15 Tue.)

昨日、或る列車で由布院駅到着後、湯布院に一泊。心地のよい宿で、のびのびと過ごす。小鳥の囀り以外は音もなく。それにしても湯布院と由布院の二つの表記には戸惑います。宿をチェックアウトして駅までお送りいただく。スタッフの女性に昨日の着物姿を褒められた(嬉)少しの間、いろいろお話し。旅はこういう時間も楽しい。荷物をロッカーに入れ、やぎは2度目の、私は初めての湯布院を散策。金鱗湖、中国風の名前だと思ったら明治17年に儒学者・毛利空桑が命名と伝わっているそうな。それまでは「岳ん下ん池」と呼ばれていたそうです。これは正しい。確かに「池」である(笑)お昼は駅近くのお蕎麦屋さんで。大分名物「とり天」がとても美味しかった。お供は「ゆふいん麦酒」のヴァイツェン生。ランチ後は、駅の逆側を散策。こちらはのんびりとした風景。辻馬車の馬さんたちにも会えました。

予定より一本早い列車に乗り、湯平駅へ。普通列車もかっこいい。フェラーリの赤を彷彿させる。駅前に喫茶店のひとつはあろうかと向かうが、何もなし。ご無理を申し上げてお宿の方に早めにご送迎いただいた。湯平温泉に向かう途中、大規模な河川工事。令和2年の豪雨の傷跡らしい。こちらの宿でも時節柄、部屋に温泉のお風呂が付いたタイプに。その他に四つのお風呂(本日は三つのみ稼働)。どれも「入浴中」の札をかけて貸切にできる。最近こういうお宿が多い。時節柄ということもあるのだろうか。それとも海外からのゲストが増えてこういうスタイルになったのだろうか。大浴場で他の方とお喋り、というのも好きなので、貸切風呂が好ましいと思う反面、寂しくもあり。騒ぎが収まったら程よく以前のようなスタイルに戻りますように。内湯と外湯で温泉三昧そしてベッドに早々と潜り込む。今日も快晴。日中は上着なしで、少し汗ばむほど。季節が急に変わった。