夢に見た“Saint-Émilion”(2023.10.02 Mon.) 

昔サン=テミリオンの映像を見て、いつか行ってみたいと思っていた。その夢が叶う。行きは列車+バス。イタリアでも良くある列車の代わりにバス。帰りは列車のみ。ボルドーのSaint-Jean駅からSaint-Émilion駅までは30分程度。Saint-Émilion駅から町中まではちょっと距離がある。マップアプリでは徒歩26分の表示。トゥクトゥクのサービスもありましたが、私たちは迷わず歩く。ボルドーの街中よりは風があり涼しい。っていつのお話でしょう、今はもう10月(苦笑)でもお天気が悪いよりはいい。暑いけど(笑)

両脇に葡萄畑が広がる道を進み町へ近づく。徐々に小高くなり、夢に見たサン=テミリオンの町へ。こちらもすごい人!! 勝手に小さな静かな町だと思っていたからびっくり。でも考えてみたら世界に冠たるボルドーの代表的な産地の一つで、最上位格付けのシャトーが軒を連ね、サン=テミリオン地域として世界ユネスコにも登録されているのだから、当たり前か。町を歩き葡萄畑を見渡せば、それで満足なので、あれこれ欲張らずにランチを取ってボルドーに帰ることにする。ランチは、昨晩夕食を取ったレストランnamaのオーナー、パトリックさんに教えていただいた数軒の内の一軒。月曜定休のお店が多くあわやと心配に。しかし一軒だけ月曜営業! L’Envers du Décorは広いお店で運良くテーブルにつくことができた。パトリックさんはワイン関係の仕事で長く東京に暮らした経験があり、日本語が堪能。その上ユーモアがあってとても親切なお方でした。さて、ここサン=テミリオンでもまたまた牡蠣を食す。メニューには3個、9個、12個とあったので、少し控えめに9個。その後は牛肉のたたき、鴨胸肉ハーフをオーダー。ワインはロゼを一本。グラスで赤。クレームブリュレを一つにカッフェであがり。さすがに教えていただいたお店、どのお料理も美味しくサービスもよく大満足。しかも気取らないお店で肩も凝らず(笑)

ボルドーのホテルに戻って爆睡。暑さにどうやら疲れ切ってしまった模様。お昼にしっかり食べたので夜はスキップ。

ちなみにnamaでの食事はユニークで楽しく美味でした。人気があるので要予約です。