マルサーラ2日目 (2014.09.27 Sat.)

そうそう、パレルモでマルサラと発音すると別の町のMazaraと聞き間違えられた。駅まで送ってもらうタクシーの運転手さんと、マッザーラ?違う違うマルサーラ!だからマッザーラ?みたいなやり取りが延々と(苦笑)ルの発音を強調させてサーラとしっかり伸ばそう。

さて、そのマルサーラも2日目。今日も涼しく快晴。お魚市場(Mercato di Pesce)を覗いて旧市街を出て海沿いの道を少し歩いた先にある考古学博物館(Museo Archeologico Baglio Anselmi)へ。この博物館は古くはワイン製造所だったところに1985年に開館。古代カルタゴの戦闘用の船が展示されている、という情報を得て。残っている部分は少ないものの(しかし1971年の引き上げで、これだけでも残っているのが奇跡かも)はるか昔を偲ぶには十分。その他Venere Callipigia(Callipigiaはお尻の美しい女神につけられる呼称)と呼ばれる大理石の像やモザイクなども見事で私たちには十分に面白い博物館だった。外の遺跡跡も歩けるようになっている。もう少し説明板など整備すればよいのになぁ。それと化粧室。イタリアではたびたび遭遇するけれど備え付けの紙なのに流れにくいトイレ。紙が悪いのか、トイレの構造が悪いのか。こちらでは「流さないでゴミ箱に捨ててください」と張り紙があった。流れるように考えようよ!直そうよ!!

お昼はホテル近くのRistorantino via vaccari 6で。シチリア風サラダのインゲンがとても美味しい。トンノのスパゲッティに魚介類のニョッキ、ワインはZibibbo 100% Tenuta Gorghi Tondi Rajàh 2013。ドルチェはミルフィーユを一皿。マルサラ酒はお父さんからのサービス(^^) カッフェをいただいてご馳走さま。

夜はトラットリア二軒に振られ、ワインショップのワインバーへ(マルサーラはこのスタイル多し)。土曜日の今宵はジャズ演奏もあり、しかもこのショップが入っている建物が歴史ある素敵な場所で、そのパティオにテーブルが並んでいてとても雰囲気がいい。グラスワインと一緒に供されるおまけもたっぷりで、お腹もいっぱい。やぎはグリッロの白二種、私は赤二種、ネロダーヴォラとネロダーヴォラ&カヴェルネの混醸。

それにしても今夜はすごい。すごい人!町中が竹下通りみたい(笑)しかも大人も子どもも着飾って。いや、ほんとすごい!!