4月駆け足日記(2025.04.30 Wed.)

あれもこれも記録しておきたいと思いつつ、時間が猛スピードで過ぎてゆく(涙)結局まとめ駆け足日記となる。

増上寺のお献茶式から戻ってのち、鍼灸で身体メンテナンスをして、兵庫県の友人宅まで足を伸ばし楽しくお喋り&ワイン。6日(日)は、なでしこ vs コロンビアの国際親善試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。少々ストレスがたまるゲームでしたが、ドローに持ち込んだのでまぁよしとする。引いた相手からどうやって点を取るのか。今後の課題ですね。7日(月)は平安神宮の観桜茶会に伺う。枝垂れ桜が美しい。11日(金)は志の輔独演会@春秋座。今回も大いに楽しみました。徒歩圏内、万歳! 26日(土)は滋賀院門跡さんを初めて訪れ、翌27日(日)には大垣書店京都本店さんで伊藤ガビンさんと寺田克也さんのスペシャルイベントを拝聴する。伊藤ガビンさんの『はじめての老い』(Pヴァイン)刊行記念ということで、もれなくその書籍付き。

勉強会とお稽古も常の通りあり、ときどきは仕事にも勤しみ(笑)お花見も特にせず、瞬く間に4月も終わってしまいました、とさ。

増上寺(2025.04.02.Wed.)

第三十八回御忌*献茶式へ、同門の友人@東京在住と連れ立って伺う。お献茶式に加え、拝服席、薄茶席、立礼席、点心席でお茶券は五千円。前日入りして同行の友人と御徒町にある「BookRoad葡蒧人」へ。こちらは先日伺った「Meet the Japan Wine in Osaka produced by ワインショップFUJIMARU」で知ったワイナリーが経営しているお店。生憎の雨に加え気温が真冬並み。ワイナリーさんへの訪問は諦めて直接お店へ。楽しい時間を過ごし、比較的早めに切り上げて(笑)投宿先へ。本日はがんばって早起き。今日も雨ですが、昨日に比べたら風もなく穏やか。早起きの甲斐あって、お献茶式は最前列。ご奉仕は表千家堀内宗幽宗匠。お献茶に先立ち、舞楽も興味深く拝見する。左方唐楽を伴奏とする左舞(赤系統の装束)、右方高麗楽による右舞(緑系統の装束)。雅楽の皆様の衣装、舞方の衣装も素敵でした。ちなみに、大本山 増上寺雅楽会は、昭和12(1937)年に増上寺開山五百年遠忌に当たって創設されたそうだ。時の徳川幕府は雅楽を厚く庇護したとのこと。徳川家の菩提寺である増上寺さんにこのように伝統が受け継がれているのも大いに頷けることである。(文化デジタルライブラリー参照)

拝服席(東京長生会)、薄茶席(鎌倉長生会)、立礼席(川口長生会)、点心席すべてまわり、帰洛の途につく。初めてのお献茶式@増上寺さん。思い切って伺って良かった。同門の友人とも楽しい時間を持てました。

*御忌:浄土宗の元祖、法然上人の忌日法要

三保松原(2025.03.22 Sat.)

都内在住だったMちゃんが静岡の某所に引っ越した。Mちゃんは10代のときに私の実家にホームステイをした。その翌年、私も10代でMちゃんの家@カナダにホームステイを、という関係。ご夫君は静岡県出身なので、縁がまったくない土地ではないですが、車も運転しないMちゃんにはなかなか思い切った引越しなのではないだろうか、いやいや本人の故郷に比べたらずっと便利だと思い直す(笑)その新居で家見を兼ねたワイン勉強会のお知らせが届いた。一も二もなく参加表明。せっかく足を伸ばすので、温泉を絡めたプランを練る。温泉は私の祖母の出身地(身延)からさらに山奥へ入った場所。身延駅までの送迎があるので、ここに決定。Mちゃんのお家訪問と共に大いに楽しみにしていたのに二日前にお宿の方からお電話があった。崖崩れで道路が時間限定の片側通行となってしまい、この週末は宿を休館することになった、とのこと。大いに残念ではありますが、お宿もお気の毒。速やかな復旧を祈念。という訳で日帰りプランに変更。早めに出発して、三保松原へも立ち寄ることにした。「御穂神社」から「羽衣の松」まで参道を歩く。松並木の中を歩いていたときは感じなかったけれど、海岸に出ると風が強く、砂が目に入りそうになり往生する。美しいだけではない、松林の実用的な素晴らしにも大いに頷く。10月には薪能もあるようです。さぞや幽玄の世界でありましょう。

東京方面からの友人たちとMちゃん宅で集合。総勢8名で愉快にワイン勉強会。本日は小布施ワイナリー編。毎回素敵なワインを揃えてくれるSちゃん。今回も素晴らしいラインナップでした。

次の機会は水上バスに乗りたい。またの訪問が今から楽しみになりました。

善光寺(2025.03.12 Wed.)

やぎに引かれて善光寺参り(笑)二人とも初めての参詣。お天気もよく長野駅から徒歩で向かう。ほがらかな雰囲気。お詣りを済ませ、ピンときたお蕎麦屋さんでお昼。我ながら勘がいい。きのこおろしそばに、お酒*も、またうまし。帰り道、長野風月堂さんでお買い物。「玉だれ杏」「福くるみ」「杏の実」を買い求める。「玉だれ杏」は池波正太郎が愛したお菓子だとか。「しなの」で名古屋に出て、新幹線に乗り換えて帰洛。一度はお参りしたいと思っていた善光寺さんにもお寄りできよい旅路でした。長野鉄道では、いにしえのロマンスカー(A特急)にも乗れて大満足。

*「松尾」高橋助作酒造店

湯田中温泉(2025.03.11 Tue.)

湯田中駅に降り立ってまずは腹ごしらえと車中で調べておいたブルワリーへ。ここまでの道中も外国からの旅行客を多く見かけたけれど、なんとブルワリーでも日本人は私たちともう1組だけで、後は海外からのお客様ばかり。ここはどこ!? 宿に向かいチェックイン。外国の方が多いけれど、やはりスキー客なのでしょうか?ここは志賀高原に近いし、とお尋ねしたところ驚きの返答。海外からのスキー客はみな白馬へ行ってしまうそうだ。なんでも世界共通のリフト券(EPIC PASS)というのがあって、日本ではそれにニセコと白馬が加盟している。リフト券を購入すると5泊の宿泊が付いてくる。だから皆ニセコか白馬に来る、というのである。志賀高原もそこに加盟しようとしたけれど、すでに白馬が加盟しているので断られた、というお宿の方のお話し。ではあのたくさんの海外の旅行者は何しに!? 答えは「猿」地獄谷の温泉に入るお猿さんを見に来ているそうだ。ひゃ〜。お、ど、ろ、き!!

で後から調べてみたら、お話はちょっと違っていて、このEPIC PASSは北米、日本、ヨーロッパ、豪州の最大50以上のスキーリゾートで利用可能なリフトパス。でそのパスを持っていると白馬とルスツでそれぞれ連続5日券、合計10日分のリフト券が無料で付いてくる、というものらしい。ニセコではなく「ルスツ」宿泊券ではなく「リフト券」でした。

さて本題。宿泊先のお湯はこんこんと湧き出る源泉100%、昭和初期に建てられたレトロな内湯もいい!りんごが浮かぶ湯船に癒されました。