カフェ考察(2024.02.29 Thu.)

久しぶりに気功のクラスへ。「緩める」ということが少しわかってきたように感じた。身体を委ね身体に任せる。頭でっかちにならないように。終わって岡崎のワインショップへ。その前にどこかでランチを取ろう。途中にお昼からやっているバルがある。カヴァのグラスも飲めるし、と算段したが本日はお休みでありました。残念。それでは、どこへ行こう。京セラ美術館のカフェは、オープン当時は気に入っていたけれど、先日久しぶりに立ち寄ったら、自分のスマホでQRコードを読み取って注文する、というシステムに変わっていて、ちょっと気持ちが離れている。私はやはり「人」に注文したい。そのやりとりもレストランやカフェの「味」だと思っているから。さて、どうしたものかと歩を進めていて閃いた。そうだ! 細見美術館のカフェに行こう!! こちらは以前と変わりなく、のんびりした雰囲気でほっとする。パスタセットを注文。3種類のパスタからボロネーゼに春菊を合わせたものを選び(これがなかなか!)パンは不要とお伝えし、食後の飲み物は、エスプレッソが可能かどうかお尋ねして、エスプレッソに。軽い赤をグラスでお願いしたらナッツがおまけでついてきた(喜)カメリエーラの対応も気が利いていて暖かく、やはりカフェはこうでなくちゃね。仮に行き違いなどがあっても人と人のやり取りが存在する方が、私は好き。

開催中の展覧会「空間を彩る屛風 ― 広がる大画面(ワイドスクリーン) ―」も折角だからと拝見。とても面白かった。展示作品のひとつ「蘭亭曲水図」の説明に“曲折した流水に杯を流し、自らの前を過ぎるうちに作詩をし、詩ができなければ罰として杯を空ける”と言うような説明がありましたが、これでは皆、わざと作詩をせずにお酒ばかり飲むのでは? と思ってしまいました。少なくとも私だったらそうする(笑)

帰り道、家の近くでツルニチニチソウが咲いていた。早い!