戻ってきた花粉症(2024.03.01 Fri.)

妙心寺の塔頭へ。開祖、景川宗隆禅師の忌日に行われるお献茶式に参列。景川禅師(応永32年/1425年-明応9年3月1日/1500年3月30日)は伊勢国のお生まれ。「禅は景川」と讃えられ“後御堂法坂 雪霜十六年”(うしろみどうほうさか、ゆきしもじゅうろくねん)と師の修行ぶりがひとつの口伝として伝えられているそうな。法坂とは、妙心寺開山堂の東、龍安寺に向かって登る道だと言われ、その途中にある地蔵堂が後御堂と呼ばれていたそうです。その道のりを禅師は16年の間、雪の日も霜の日も厭うことなく龍安寺の師匠のもとへ通われた、という逸話(妙心寺HP参照)。この日は雪が降って寒い年もあれば、晴れて穏やかな日も。本日は風が冷たいものの、明け方までの風雨は治り、安堵して出かけた。お庭では古木の梅がこぼれ、春の息吹が堂内にも。

帰宅した頃になって、ノーズラニング。止まらない、止められない! ここのところ古い連れ合いの花粉症が随分と軽くなり、今年はいきがってマスクもしていなかった。楽勝楽勝と思っていたところに突然の嵐。ティッシュボックスを持ち歩く羽目になった。それにしても感心するのは人の身体のシステム。どうやってこれだけの鼻水を作り出すのだろう。そのことにほとほと感心する。いや、感心している余裕はないのだけれど(苦笑)