パンテッレリーア4日目 (2014.10.03 Fri.)

ヴィーナスの日にヴィーナスの湖へ。ここは必見のスポットらしい。初日に乗ったバス、Tracino行きへ乗る。Bibio Lago di Venereが最寄りの停留所。運転手さんに確認して、着いたら教えてもらえるようお願いする。夜にまた雨が降ったようだが、起きた時にはもう上がっていてバスに乗り込む頃には青空も顔を出した。

運転手さんが声をかけてくれる前にお隣の方々が「ここよ!」と降車ボタンを押してくれる。皆さん、親切だ。停留所から湖までも然程の距離ではない。それなのに宿のWalterさん(れっきとしてパンテッレリーア生まれ、パンテッレリーア育ち・笑)がバスなんかじゃいかれないよ。僕が車であちこち案内するからと強く申し出てくれて。お申し出は嬉しかったけれど、気ままに歩くのが好きなのでと丁寧にご辞退申し上げ。で、結果はとても簡単にバスで来られた。車に乗る人はねぇ、大概バス(や列車)は駄目って言う(笑)

案内板を頼りに程なく行くと眼下に火口湖のspecchio di venereが。いやぁ、いい眺め。きれいきれい。さっそく近づいて湖畔を歩く。ところどころ石でぐるっと囲われている。ん?これは温泉!?そう言えば水着で浸かっている人も。さっそく私たちも足湯としゃれ込む。ぼこぼこと湧き出ているお湯は結構熱い。足を置いているとあちち!となる温度。せっかくだからぐるっと一周。途中で持参したお弁当、パニーノとグリルチキンサラダ、を広げる。う〜ん、きもちいい、う〜ん、美味しい。

砂浜の様に見えても火山灰なので、要注意。濡れているところへ踏み込むとずぶずぶと沈んで行く。途中、湖へ流れ込んでいる川に湯の花を発見。これはもしかしてお湯!?と触ってみると、ひゃ〜あつい!!60度は優にありそう。ぐるっと一周終わって次は火口の縁を歩く。左手に海、右手に湖の絶景。最後にここへ来てよかった。パンテッレリーア、いいところだー(って何度も叫んじゃいますよ・笑)。

バスの時間を勘違いして、だいぶまだ時間がある。反対のバスが来たので乗り込む。バスは終点で折り返してすぐに町に戻るので妙案と。回数券が終わってしまったので帰りの運賃を別途支払おうとしたら運転手さん、いいよって。お言葉に甘えて、町まで戻る。気になっていたPasticceria Katiaでジェラート。ツレアイはリモーネ、私はリコッタと洋梨。リモーネも美味しかったのですが、この「リコッタと洋梨」がめちゃくちゃ美味。確かに一番売れていた。そう言う訳だったか!(笑)

夜は最初にお昼を食べたLa Risaccaへ。ゆっくりとお食事とワインを楽しんで最後の夜も愉快に更けていく。

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パンテッレリーア島について書かれた興味深いページを見つけました。