鳥瞰(2022.08.02 Mon.)

“「軽症なら受診控えて」治療必要な人優先に4つの医学会が声明”というニュース。“オミクロン株は平均3日で急性期症状が出現するが、ほとんどが2~4日で軽くなる」と指摘。発熱や喉の痛みなどの症状が出た際は「まずは仕事や学校を休んで外出を避け、自宅療養を始めてほしい」とした”などなど。これは多くの人がすでにこれまでに知られているコロナウイルスが引き起こす症状(いわゆる普通の風邪)と同じということですよね。喉が痛くて熱が出る。最近かかった知人の話でも、まず喉が痛くなって熱が三日ほど、熱が下がった後にしばらく倦怠感が、ということでした。「普通の風邪」と言われているものでも拗らせたら大事になることもあるし、何より昔から「風邪は万病のもと」と言われている通り、場合によっては侮れないものなのだ。そもそも「熱が出る」というのは身体の防衛反応で、忌み嫌うものではないはず。早く普通に「風邪を引いて熱が出た」という暮らしに戻りたい。心が何かに囚われるとそこから抜け出せなくなってしまう。木を見て森を見ず、ということに陥りがち。クローズアップも大切ですが、鳥瞰して物を見る、ということも同時に大事。大室山に登ったときに近くのお子ちゃまが「世界が見えるね」と言っていた。まさに、その感覚。いつまでもその感性を持ち続けて欲しい。

ところで、新型コロナ、5類になればいいと思っていましたが、それではダメなの!?“「5類へ」は「格下げ」ではなく永遠の感染対策への道”という記事を読む。

とにもかくにも国産の信頼できる飲み薬が発売されることを切望しております。カエルさん、がんばって!